日本で唯一のペルシャ絨毯のデザイナー「ハミド ピルモラディ氏」は、シルクの産地で有名なクム(QOM)出身。クムの自社工場で、上質なシルクから丁寧に作った糸を、草木染めなど、天然染料で深い色合いに染め、世界で只一枚のオリジナル絨毯を創作し、日本で発表しています。
古来ペルシャ(現イラン)は、優れた絹織物の製作地として知られ、中国の唐時代の錦文様に、大きな影響を与えました。
奈良の正倉院には、シルクロードを通じてペルシャから輸入されたガラス細工や、螺鈿、寄せ木細工、錦、ろうけつ染めなどの宝物が収蔵されています。
ハミド ピルモラディ氏は、日本とイランが千年以上の時を越えて、文化交流をしていることを大切に思い、ペルシャ文化を日本に広めるために活躍中です。
はるか昔、遠い国から伝わった教典や仏具は、美しい織物に包まれたり、置かれたりしていました。この小さな絨毯は、洋の東西にかかわらず時の彼方で暮らした人々が、大いなる物を敬うために備えたり飾ったりした心を伝えています。
詳しくは、以下ホームページで。
http://www.ab.auone-net.jp/~eywan/goods/
群馬県桐生市には、大空間を確保しながら安定した自然光を北側のガラス天窓から取り入れるノコギリ屋根を持った織物関連の工場がたくさんありました。
現在は、良質な都市景観の維持をはかるために、ノコギリ屋根を持つ建物を残す動きがありパンやさんやお菓子屋さんなどにも生まれ変わっています。
2013年9月、工房風花さんはノコギリ屋根の下に工房を転居し、染めや織の体験コースを開催しております。10時くらいに織り始めて、お昼を頂いて(工房のある建物にはベーカリーレンガがあります)、3時半くらいまでには、お好きな糸でストールが1枚織れます。
糸、織、染めの基本を体験したい方にお勧めです。
詳しくは、以下ホームページまで。
http://www.kiryu-renga.jp/kazahana/
〒376-0053
群馬県桐生市東久方町1-1-55
ベーカリーレンガ 付設工場内
TEL&FAX 0277-32-6387